(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
11月14日までに出そろった証券会社の2022年4~9月期決算を振り返ると、四半期ベースでみて最悪期は脱したが、SMBC日興証券は事件が響き、凋落が目立った。銀行決算では85行のうち4行が15%超の経常減益のうえに純資産を10%以上減らした。前向きの話題はバフェット氏が率いる投資会社の保有銘柄報告書。半導体で世界の最先端を行く台湾積体電路製造(TSMC)株の購入が明らかになった。
証券決算は主要14社のなかで前年同期比増収増益だったのは、楽天証券だけだった。4~9月期を4~6月期と7~9月期に分けると、14社合計の純営業収益は後者のほ...
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