1月7日未明、3日から15回に及んだ米国連邦下院の議長選出選挙が決着した。ケビン・マッカーシー共和党院内総務が選出されたものの、米国の有力メディアにおいては今後の議事混乱を予測する報道が相次いでいる。 今回の下院議長選挙で「マッカーシー議長」の誕生に抵抗した共和党議員は21人だ。15回目の投票は、15人がマッカーシー議員に投票する一方、残り6人が棄権した。定数434名ながら過半数が215人に下がったことで、ようやく決着した。 棄権した6人は保守派のなかでも最強硬派といえる。このうち5人は2020年の大統領選挙の結果を認めていない。特にマット・ゲイツ下院議員は7~9回目と12回目の投票ではド...

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