リーマン・ショックの最悪期を乗り切った2010年時点で日銀、FRB(米連邦準備理事会)、ECB(欧州中央銀行)の資産総額をドル建てで比較すると、日銀がもっとも資産規模が小さかった。名目GDPに対する比率はFRBが15.8%、ECBが21.2%に対して日銀は25.9%となっており、極端に大きかったわけではない。 新型コロナ禍から世界経済が本格的に正常化へ向かった2022年はどうだろうか。絶対額において日銀の総資産はFRBとECBを依然として下回っている。しかし、対名目GDP比率は134.0%であり、他の2つの主要中央銀行から大きく乖離した。もちろん名目GDPが伸びなかったことが要因となっている...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー