(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
経済学者の植田和男氏が次の日銀総裁に就任することがほぼ決まり、金融政策の正常化によって、金融機関がビジネスをしやすい環境が整うとの期待が高まっている。足元の金融決算は厳しかったが、このところ銀行株は上昇。証券会社も四半期(3カ月)単位でみると、収益は最悪期を脱したもようだ。
全国の銀行の2022年4~12月期決算を振り返ると、上場企業の数にして84の銀行や銀行持ち株会社のうち、経常増益は37行、経常減益は赤字転落の1行を含めて47行だった。84行合計の経常利益は前年同期比6・6%減の4兆4401億円。
大半は黒字だったのにもかかわら...
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