【日経QUICKニュース(NQN)】 東レ(3402)は27日、2024年3月期から3年間の中期経営課題「プロジェクト AP-G 2025」を策定したと発表した。数値目標は最終年度の25年度の売上収益を2兆8000億円(22年度見通し2兆5100億円)、事業利益を1800億円(同1000億円)と設定した。
グリーンイノベーション事業など成長分野をグローバルで拡大させ、事業の高度化・高付加価値化による競争力強化や資金効率の改善による財務構造の強化に取り組む。自己資本利益率(ROE)は約8%(22年度見通し約5%)、株主還元方針は配当性向30%以上を目指す。3年間合計の設備投資は5000億円、研究開発費は2200億円とした。