【QUICK Market Eyes 弓ちあき】東レ(3402)の株価が堅調だ。株価は2024年後半から上昇基調を強め、25年2月5日には昨年来高値を更新した。背景には炭素繊維の供給先である米航空機大手ボーイング(BA)の生産回復に伴う収益拡大期待がある。
ボーイングは24年に品質問題やストライキの影響で生産が大きく停滞した経緯がある。一方、25年は生産回復に自信を示す。炭素繊維の使用量が多い中型機「787」は24年12月に月産5機の水準だったが、25年中に月産7機に引き上げる計画を示している。
■足元の業績は最高益見通し、合理的な価格戦略で利益創出
東レの炭素繊維複合材料事業の収益...

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