【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】外国為替市場で円の上値が重くなってきた。米銀破綻をきっかけに広がった金融システム不安が払拭されたわけではないものの、金融当局の対応により投資家の過度な警戒感はひとまず和らいだ。投機筋の持ち高を映すデータでは、「低リスク通貨」とされる円の買い建玉は直近で17年以上ぶりの小ささとなっており、円が心理的な節目である1ドル=130円を超えて高値を試しそうな機運は乏しい。
このところ、投機筋による円の買い持ち縮小が目立つ。米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめる週次統計で、非商業部門(投機筋)による対ドルでの円の買い建玉は21日時点で7255枚。...
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