日銀は5月29日に2023年3月期決算を発表した。一般企業の純利益に相当する当期剰余金は前の期比57.6%増の2兆875億円となり、現在の日銀法が施行された1998年度以降で初の2兆円台になっている。
経常収益が前の期の3兆508億円から3兆7603億円へと大きく伸長したのだが、上場投資信託(ETF)の運用益、即ち配当金が2618億円増加したほか、保有する国債からの受取利息が2086億円、外国為替が1598億円の押し上げ要因だった。
日銀は当期剰余金の処分について、1044億円を法定準備金に計上するとともに、1兆9832億円を国庫納付金として国に納めるとしている。法人税・住民税を3241億...
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