【NQNロンドン=菊池亜矢】欧州中央銀行(ECB)は7月27日の理事会で0.25%の利上げを決めた。利上げは9会合連続で、22年7月に利上げを始めてから丸1年。同日記者会見したラガルド総裁は、これまでの利上げによる経済への波及効果を見極めたい考えを表明。次回以降の政策運営方針について全く言質を与えず、従来以上に「データ次第」を連発した。もっとも、これまでの利上げ一辺倒からは姿勢が変わり、市場は早くも利上げサイクル終了モードに移っている。
7月の0.25%利上げはほぼ市場の予想通りだった。6月会合でラガルド総裁が事実上予告しており、市場でも織り込みが進んでいた。物価をみても、利上げが正当化さ...
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