【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】7月31日の東京外国為替市場で円相場は大きく下落し、約1週間ぶりに1ドル=141円台後半をつけた。日銀が臨時の国債買い入れで長期金利の上昇をけん制する構えをみせ、事実上の「上限」である1%に到達するにしても相応の時間がかかるとの受け止めが改めて広がったためだ。海外投機筋は円を元手に欧米などの通貨建てで運用する「円キャリー取引」の再開に傾きつつある。
日銀の植田和男総裁は28日、長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用の柔軟化を決めた後の記者会見で、「金融市場のボラティリティー(変動率)をなるべく抑えるというところのなかに...
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