【QUICK Market Eyes 片平 正二】7月27~28日の日銀金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロール(YCC)の上限突破が容認され、事実上1%を上限とする措置が取られたが、為替市場でドル円は142円台を維持し、円安基調が再燃している。米商品先物取引委員会(CFTC)の投機ポジションを見ると、日銀会合前に円ショートが縮小していたことから円の売り直しが入っている可能性がうかがえ、日銀の思惑とは裏腹に過度な円安是正には至っていないのが現状だ。
ゴールドマン・サックス証券は28日付のリポートで、「今回現状維持を決定した場合の円安進行リスクも日銀にとって重要な誘因となったと考えている...
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