QUICK企業価値研究所アナリスト 谷林正行(2023/08/02)
・来期以降は2割前後の営業増益を見込む
企業価値研究所は24/3期の連結予想営業利益を900億円→950億円(前期比14%減)に引き上げた。会社側が4Q辺りから生成AI向けの出荷が始まる可能性があるとしたことから、これを考慮した。想定為替レートを円安方向で見直したことも増額要因。来期以降は車載用パワー半導体向けの堅調な伸びに加えてPCやスマートフォン向け半導体の回復もあり、2割前後の営業増益が続くとみている。
・出荷額は1Qを底に増加に転じる見込み
同社の業況をみるうえで、売上高は顧客の検収に左右されるため出荷額でみるのが妥当。会社側は今期2Qの出荷額が1Qを上回るとみている。消耗品は1Qに増加しているほか、会社側は4Qに生成AI向けの貢献を見込んでいる。この1Qを底に増加トレンドに向かっていきそうだ。
・24/3期1Qは営業21%減益
24/3期1Qの連結営業利益は170億円(前年同期比21%減)となった。
・リスクファクター ~半導体市場等の変動、為替、新技術、災害等
・アナリストの投資判断 ~好パフォーマンスが続くとみるが、短期的な調整のリスクに留意
当研究所では今後の株価について、当面は好パフォーマンスが続くとみている。同社は厳しい半導体、半導体製造装置業界のなかにあって、パワー半導体向けが下支えとなっていることが好感されており、さらに生成AI向けの寄与がみえてきたことはポジティブに評価されると考えているため。ただしこれまでの上昇ピッチが急なだけに、短期的に調整のリスクがあることについて留意しておきたい。
(提供:QUICK企業価値研究所)
本サイトに掲載の記事・レポートは、QUICK企業価値研究所が提供するアナリストレポートサービスの抜粋記事です。
レポートサービスは証券会社・金融機関様に対し個人投資家向け販売資料としてご提供させて頂いております。
サービスに関するご質問、資料のご請求等はこちらよりお問い合わせください。
※ 個人投資家の方は掲載記事(レポート)の詳細を「QUICKリサーチネット」からもご覧頂けます。
サービスの詳細・ご利用方法はこちらをご覧ください。
※ なお、本サイト掲載記事の内容に関する個別のご質問にはお答えできかねます。ご了承ください。