【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】日銀による長期金利の上限引き上げや米国債の格下げ以降、東京市場では円安・国債安(金利上昇)・株安のトリプル安が目立つようになった。グローバル投資家の関心が各国の巨額債務へと向かい始めるなか、不気味な現象だ。政府・日銀は財政赤字を起点とした金利上昇と円安のスパイラルへの危機感が薄いのではないか。市場はそう見抜いている可能性がある。
円相場が1ドル=146円台に下落し、2022年10月以来、10カ月ぶりに50年移動平均(148円50銭近辺)に近づいている。歴史上2度目だ。超長期移動平均を巡る攻防は、「この水準より下落すると底なし」と...
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