【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】円安・ドル高が続く外国為替市場で日本政府・日銀の円買い介入への警戒感がじわりと後退している。お隣の中国では当局が景気悪化や資金流出を防ぐために矢継ぎ早に政策を打っている。それを横目に「中国と異なり、日本には為替介入の『大義』が乏しい」との見方が出ている。
日本の財務省が為替介入に踏み切る理由の一つにあげる「相場の過度な変動」には、依然として距離がある。通貨オプション市場における将来の円相場の予想変動率(インプライド・ボラティリティー)はここ2週間、大きな変化がない。1カ月物は年率9%台を中心に安定しており、注目イベントだったパウエル米...

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