原油価格が上昇している。直接のきっかけは、9月5日、サウジアラビアが7月から継続している日量100万バレルの自主減産について、同じく30万バレルの輸出削減をしているロシアとともに、今年末まで延長する方針を発表したことだ。
両国の連携が継続していることも西側諸国、特に米国にとっては頭の痛い問題だろう。ロシア大統領府は6日、ウラジミール・プーチン大統領がサウジのムハンマド・ビン・サルマン皇太子と電話で協議、エネルギー市場の安定で同意したと発表した。
この件で注意すべきは、原油市場の主導権が供給側に移りつつあることではないか。
新型コロナ禍から経済が正常化する過程での原油価格の急騰を受け、昨年...
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