三井住友DSアセットマネジメントが26日に新規設定した「三井住友DS ワールド・ボンド・フォーカス2023-09(限定追加型)」が、当初申込期間中に754億円を集めた。今年、新規設定した国内公募投資信託(上場投資信託=ETF=を除く)の中では2番目の大きさ。SMBC日興証券と三井住友銀行で販売した。
同ファンドは、世界各国・地域の米ドル建ておよびユーロ建ての債券(投資適格未満を含む)に投資する。原則として信託期間内に満期を迎える債券に投資し、満期まで保有する「債券持ち切り運用型」で、9月29日まで購入が可能な限定追加型だ。
9月26日時点で、今年の当初設定額1位は、野村アセットマネジメントが設定した「(早期償還条項付)リオープン・ジャパン2301」の1047億円(7月24日に早期償還済み)。上位10本中5本が債券や転換社債に投資する「債券持ち切り運用型」だった。