9月に実施された日銀の全国企業短期経済観測調査(日銀短観)の概要が2日、発表された。
日本経済新聞が同日夕刊のトップで「景況感、2期連続改善 日銀9月短観」と伝えるなど、一般に景気に関して前向きな結果と受け止められたようだ。特に大企業・非製造業の業況判断指数(DI)は1991年12月以来の高水準になった。訪日外国人客(インバウンド)需要の回復など、新型コロナ禍からの経済正常化の余韻が背景と言えるだろう。
2日の午前中の株式市場では、米国において政府機関の閉鎖をとりあえず免れたことに加え、この短観の結果を受けて日経平均株価が一時前週末比543円高となった。
もっとも、循環的にみれば、日本の...
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