【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】今週に入り米長期金利の低下(債券価格の上昇)が続いている。中東情勢の緊迫化で相対的に安全資産とされる米国債が買われているのに加え、米連邦準備理事会(FRB)の高官らが追加利上げに消極的な姿勢を示しているからだ。もっとも、ここまでの米長期金利の上昇がFRBに代わって金融引き締め効果を強めていた面もある。金利が大きく低下すればFRBは再び追加利上げを検討するとの見方もあり、米長期金利が中長期的な低下基調に転じたと判断するのは早計かもしれない。
11日の米債券市場で、長期金利の指標となる米10年物国債利回りは4.55%と10日から0.10%低下し...
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