【NQNニューヨーク=戸部実華】米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は1日、米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者会見で今後の政策決定は不確実性やリスクを踏まえ「注意深く進める」と述べた。米長期金利の急上昇を受け、金融環境は引き締まってきたとの見方も示した。一方、インフレは鈍化基調を示す指標がみられるものの、2%の物価目標の達成には「道のりは長い」との認識も示した。 FRBは2会合連続で政策金利の据え置きを決めた。パウエル議長は「足元の経済指標は経済活動が当初の想定を上回る強さで拡大していることを示す」と指摘した。FRBの事務方は依然として景気後退を予測していないことも明らかにした。潜...
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