投資信託協会は1日、2024年1月から始まる新しい少額投資非課税制度(NISA)の「成長投資枠(特定非課税管理勘定)」対象ファンドについて、7回目のリストを公表した。対象ファンドは前回11月1日から72本増え、2011本(投資法人は含まない)となった。このうち上場投資信託(ETF)が218本(前回比1本増)、それ以外の投資信託が1793本(同71本増=73本の追加と2本の削除)となり、対象ファンドは2000本を超えた。
今回公表分では、12月に新規設定されるラップ型ファンドの追加が目立った。大和アセットマネジメントが12月11日に設定する「スタイル9(4資産分散/6資産分散/8資産分散)」シリーズ9本と、「ベストポート5」シリーズ5本は複数の資産に分散投資するバランス型で、ファンドラップ大手の大和証券が資産配分比率を助言する。
SBI岡三アセットマネジメントが12月28日に設定する「ROBOPROファンド」は、FOLIO(フォリオ、東京・千代田)が運営するロボアドバイザー「ROBOPRO」の運用手法を取り入れ、実質的に世界の株式や債券、不動産投資信託(REIT)、コモディティーに分散投資する。「ROBOPRO」はAI(人工知能)による分析や予測を活用し、資産配分比率を機動的に変更するのが特徴。同ファンドはFOLIOから資産配分比率に関する助言を受ける。
成長投資枠の対象商品リストは、国内籍の投資信託(ETFを含む)や上場投資法人(REITなど)について、運用会社が税法上の要件を満たすと判断した商品の届け出をし、投資信託協会が取りまとめたもの。ここでは24年1月4日時点で成長投資枠での買い付けが可能な商品を対象にしている。今回の届け出に間に合わなかった分は、次回23年12月19日に公表予定のリストに追加され、年明け4日時点で買い付け可能なファンドが最終確定する。
◇NISA成長投資枠の対象商品(投資信託協会)
◇NISA成長投資枠対象商品リストの更新スケジュール(投資信託協会)