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日銀の政策再修正は近いか？ 多角的レビューの作業部会、高まる「地ならし」との声
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ） 椎名遥香】日本銀行は６日、過去25年間の金融政策を総括する「多角的レビュー」の一環として４日に開いた第１回ワークショップでの報告資料を公表した。日銀の報告には、異次元緩和による経済・物価へのプラス影響だけでなく副作用への言及が目立つ。市場はどう受け止めたか。政策金利やその影響が及ぶ短期金利のプラス転換は近いとの空気が広がっていく中、日銀がそれに応える形で地ならしを進めているとの思惑が出ている。
６日に公表されたのは日銀側が用意した報告資料のみで、議論の要旨は後日公表される。日銀は、非伝統的金融政策について「デフレではない状況を作り出すことに寄与したこ...
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