QUICK Money Worldでは、QUICK端末で配信している上場予定企業の銘柄概要をまとめた「IPOレポート」を公開しています。今回は東証グロースに12月25日に新規上場する、ナルネットコミュニケーションズ(5870)の概要を紹介します。
法人・個人向けリース車両のメンテを一括受託
法人や個人にリースされた車両の管理や点検・車検・修理といったメンテナンス業務を、リース会社から一括受託する。自動車リース会社との強固な取引関係や、国内1万1742カ所(2023年9月末時点)にのぼる提携整備工場とのネットワークが強みだ。
法人向けリース車両のメンテナンス受託事業が売り上げの約8割を占める。リース期間に合わせて受託しているため安定した事業基盤となっている。個人向けリース車両のメンテナンス事業はまだ小さいが伸びは大きい。日本のオートリースは法人向け中心に普及したが、近年は「所有から利用へ」の流れで個人利用も増えており、同社も追い風を受けている。
メンテナンス受託以外に、自動車関連企業向けのデータ管理、タイヤ保管、納税管理といったサービスも手掛ける。
1978年に前身企業が設立され、2019年のLBO(借り入れで資金量を増やした買収)を経て現在の形になった。ジャフコグループ(8595)が実質的な親会社。23年9月、伊藤忠商事(8001)系の企業が資本参加し大株主に加わった。
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