【日経QUICKニュース(NQN)阿部美佳】2023年の債券市場は過去の年に比べて日銀会合当日の変動が大きかった。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)の運用柔軟化などの政策変更が投資家を動揺させたほか、さらなる変更を見込んだ取引が活発になったためだ。マイナス金利解除など早期の政策修正観測が続く中、24年は日銀の「市場との対話力」が一層問われることになるだろう。
日銀が23年に開いた金融政策決定会合の結果発表当日、先物中心限月の値幅(高値と安値の差)は平均で1円6銭だった。過去5年の平均(55銭)や22年の平均(85銭)と比べても広がっている。
11月発表分までの消費...
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