【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】2024年は日銀が18年ぶりの利上げに動きそうだ。短期の政策金利のマイナス解除という利上げは長期金利に上昇圧力をかけるものの、その余地は限られそうだ。18年前の利上げ時を振り返ると、日銀が動いたのは米連邦準備理事会(FRB)が政策を転換し利下げへ向かう端境期だった。今回もFRBは利下げが視野に入っており、政策の方向性の違いが日銀の連続利上げの壁になるとみられる。
日銀は06年7月、ゼロ金利を解除する利上げに踏み切った。政策金利はゼロ%から0.25%に引き上げた。それに先立つ同年3月には量的緩和を解除していた。長期金利は同年5月に2.005%...
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