先週は日経平均株価が3万5000円台まで上昇し、1990年2月以来の高値水準となった。
米国で景気が底堅い一方、インフレ圧力の低下により利下げの可能性がある2024年は、基本的に国際金融市場のリスクオンの年だと考える。ただし、日本株の持続的上昇にはいくつかのハードルがあるのではないか。
昨年は春から日本株が注目を集めた結果、現地通貨ベースだと9月29日の段階でMSCI世界株指数を13.5%アウトパフォームしていた。企業業績の改善に加え、3月に東京証券取引所が株価純資産倍率(PBR)の低迷に関し上場企業へ改善を要請、企業側が増配や自己株取得を強化したことが評価されたのだろう。財務省の対外・対...
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