【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で円相場がじり安となっている。1月16日の東京市場では1ドル=146円台に下落し、11日の直近安値146円台半ばを視界に入れた。海外投資家がこのところ関心を高めているのは日本国債(JGB)の利回り低下だ。日銀によるマイナス金利解除など政策修正の時期先送りの可能性を示唆しているとして、円売りに安心感をもたらしている。
長期金利の指標となる新発10年物国債利回りは15日、一時0.550%と約1カ月ぶりの水準に低下(価格は上昇)した。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りは5カ月半ぶりにマイナス圏に沈んだ。1日発生の能登半島地震の影響...

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