【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇デサンティス氏が米大統領選撤退、トランプ氏を支持
米ワシントン・ポスト紙は21日、フロリダ州のデサンティス知事が米大統領選の共和党指名争いから撤退したと報じた。トランプ前大統領から若い有権者の支持を奪取できなかったとしている。ビデオ投稿で「共和党の過半数がトランプ氏の復権を望んでいることは明らか」として、トランプ氏への支持を表明したと伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/politics/2024/01/21/ron-desantis-drops-out/)
◇44万円ソファの寿命3年、家具がファストファッション化
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は19日、家具のファストファッション化が進んでいると報じた。かつて10年の寿命があった家具は流行重視、安い素材で生産され2、3年で使えなくなるとしている。高品質のソファはあるが、3000ドル(約44万円)以上するソファが3年で寿命を迎えるかもしれないと伝えた。
(https://www.wsj.com/lifestyle/couch-sofa-quality-furniture-repairs-17cfd724?mod=hp_lead_pos8)
◇ウェイフェア、従業員1650人削減へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は19日、米家具オンライン販売のウェイフェアが従業員13%に相当する1650人を削減すると報じた。シャー最高経営責任者(CEO)は従業員に宛てたメモで、好調期に過剰雇用したと説明したとしている。ウェイフェアは、2020年に約500人、22年に約900人、23年に約1700人をレイオフ(一時雇用)していると伝えた。
(https://www.wsj.com/business/retail/wayfair-boss-weeks-after-viral-memo-cuts-13-of-staff-0e89f0ef?mod=hp_lead_pos4)
◇航空貨物量が急増、紅海さらに緊張ならコスト急上昇も
米CNBCは19日、紅海危機で航空貨物量が急増したと報じた。アパレルの主要ルートであるベトナムから欧州の14日までの1週間の航空貨物量は62%増加し2023年10月のピーク週を上回ったとしている。コストはそれほど上がっていないが、フーシが攻撃を継続すれば急上昇する恐れがあり、大手小売りや自動車メーカーが神経質になっていると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2024/01/19/air-freight-soars-as-red-sea-vessel-risks-make-more-shippers-nervous.html)
◇米老舗スポーツ誌、全員解雇の可能性
米ワシントン・ポスト紙は19日、米スポーツ・イラストレイテッド誌が全ての記者と編集者をレイオフ(一時解雇)する可能性があると報じた。スポーツ・ジャーナリズムを何十年にもわたりけん引した老舗誌が歴史を閉じる見通しとしている。既に多くが解雇され、現在80人ほどが残っていると伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/sports/2024/01/19/sports-illustrated-layoffs/)
◇化粧品店に小学生が殺到、インフルエンサーの影響で
米USAトゥデイ紙は19日、全米各地の化粧品小売り大手セフォラに小学生が殺到していると報じた。広告塔であるインフルエンサーの投稿を受け、10歳の少女が「ドランク・エレファント」と「レア・ビューティ」のメイク商品やスキンケア商品を買い漁っているとしている。商品棚を壊す少女もいて、セフォラは小学校のようになったと伝えた。
(https://www.usatoday.com/story/life/health-wellness/2024/01/19/sephora-kids-makeup-preteen-moms/72267089007/)