【QUICK Market Eyes 平井啓一朗】アナリストによる主要企業の業績予想の変化を示すQUICKコンセンサスDI(1月末)は、金融を含む全産業ベースでマイナス4と、前月(マイナス1)から3ポイント悪化した。悪化は4カ月連続。製造業の悪化が全体を押し下げた。銘柄数の内訳は「強気」銘柄は92銘柄、「変化なし」は184銘柄、「弱気」銘柄は108銘柄だった。 業種別でみると算出対象の16業種のうち、DIがプラスだったのは7業種、マイナスは8業種で、変わらずは1業種だった。日銀がマイナス金利を早期解除すれば金利が上昇し、収益の重荷になるとの見方から「不動産」の下方修正した銘柄の比率が増え...
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