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ディスコ(6146) 3Q実績で生成AI向けの業績貢献を確認。来期後半からは民生向けが回復へ

QUICK企業価値研究所アナリスト 谷林正行(2024/02/08)

・サマリー
 企業価値研究所は、24/3期通期の予想営業利益を1100億円→1120億円(前期比1%増)に小幅増額した。3Q実績で生成AI向けの業績貢献が確認され、想定を上回ったことで引き上げた。来期以降の予想も増額。来期後半からは主力の民生向けの回復が見込まれ、比較的高い営業増益率で業績拡大が進むとみた。
 24/3期3Q累計実績の営業利益は754億円(前年同期比5%減)。高付加価値案件の増加で出荷は高水準で推移したが、検収の長期化で売上高はわずかな減収となり、販管費の増加で営業減益となった。

・アナリストの投資判断 ~業績の伸びを織り込む形で好パフォーマンスが続く見通し
 株価は上昇トレンドが続いており、3Q実績で生成AI向けの貢献が確認されたことで上場来高値を更新している。当研究所では、今後一時的な調整のリスクは否定できないものの、基本的には業績の拡大を織り込む形で好パフォーマンスが続くとみている。

 

(提供:QUICK企業価値研究所)
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著者名

谷林 正行

シニアアナリスト

民生エレクトロニクス、精密機器、総合重機セクター担当


【プロフィール】
東京大学工学部反応化学科卒、山一証券経済研究所入社、ベンチャーキャピタル、格付機関、IRコンサルティング会社を経て現在に至る。
新技術、テーマを中心としたレポート作成やベンチャー企業の将来性の判断、財務面を中心とした企業分析など、過去に携わった業務経験を活かし、様々な視点から対象企業を分析することを心掛けている。


日本証券アナリスト協会検定会員

日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー研究会 電気・精密機器、機械専門部会 評価実施アナリスト


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