【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】金融・資本市場で2024年の春季労使交渉(春闘)での賃上げ率が想定以上の高さになるとの期待感が高まっている。足元の個人消費は低調だが、高水準の賃上げが見通せれば日銀の思い描く「賃金・物価の好循環」の実現がさらに近づくとの見方もある。3月か4月のマイナス金利解除が市場で確実視されるなか、解除後の追加利上げの可能性も日本国債の利回りが上昇(価格が下落)する要因となっているようだ。
連合が7日公表した傘下の労働組合の賃上げ要求は、4日正午時点で平均5.85%(定期昇給込み)と、前年を1.36ポイント上回った。ベースアップ(ベア)分は平均4.30%と同1...
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