QUICK企業価値研究所アナリスト 細貝広孝(2024/03/12)
・サマリー
24/3期通期の連結業績に関して企業価値研究所では、セグメント間では一部見直したが、全体としては営業収益9800億円(前期比4%増)、営業利益2550億円(同6%増)の前回予想(23年11月)を維持する。続く25/3期および26/3期の連結業績に関しても当研究所では、増収増益基調の継続を見込んだ前回予想を維持する。
24/3期3Q累計の連結業績は、営業収益が前年同期比4%増の7265億円、営業利益が同4%増の2040億円だった。
・アナリストの投資判断 ~中期的な利益成長は株価に織り込み済みで、上値切り上げにはオフィス賃貸の改善が肝要
当研究所では、中期的に営業増益基調が続くとみているが、26/3期の営業利益予想の達成は株価に織り込まれたと考えている。今後、株価がさらに上値を切り上げるには、会社側の次期中計(26/3期から28/3期)における経常利益3000億円突破に向けて、開発物件の竣工、オフィス賃貸のさらなる改善などが肝要と考える。
(提供:QUICK企業価値研究所)
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