【日経QUICKニュース(NQN) 菊池亜矢】3月13日の東京外国為替市場では円相場の底堅さが目立った。同日は春季労使交渉(春闘)の集中回答日で、市場では早くも前年を上回る賃上げ率になるとの強気の見方が先行している。高めの賃上げ率が実現すれば、日銀がマイナス金利解除を含む大規模な金融緩和の正常化に向かいやすくなるとの観測を強める。円買い・ドル売りを後押しする材料となり、円が150円台へ再び下落すると見込む雰囲気は遠のいている。
12日発表の2月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想から上振れし、米長期金利の上昇を通じて13日の東京市場は円売り・ドル買い優勢で始まった。だが、午前半ばには1ドル...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題