野村アセットマネジメントとQuizKnock(クイズノック)は20日、小学校4~6年生と保護者を対象に「お金を育てる春休み教室~クイズゲームで学ぶ資産運用~」と題したイベントを都内で開催した。合わせて43組、のべ96名の小学生と保護者が参加し、資産運用についてクイズやゲーム形式で学んだ。
1時間のイベントの前半では、QuizKnockの伊沢拓司氏、とむ氏が登壇し、「お年玉、何に使う?」「新しいお札には誰が載る?」など身近なお金の話をした後、QuizKnockオリジナルのクイズに取り組んだ。3択クイズで「小学生がなりたい職業ランキングの3位は何?」や「小学生1年生の休日の起床時刻で最も多いのは?」など参加者に親しみやすい内容で会場を盛り上げた。
後半は資産運用を学ぶ「お弁当ゲーム」。ゲームは参加者が値段のついた8種類のおかずから好きなものを選んで合計1000円のお弁当を作り、ルーレットを3回まわして該当したおかずの値段が変わる仕組みで、最終的に一番高い値段になったお弁当が優勝というルール。参加者からはルーレットがまわる度に喜びの声が上がった。
ゲームの最後には野村アセットマネジメントの担当者が登壇し、お金や投資の世界をお弁当ゲームに例えて説明。お弁当(=投資信託)におかず(=投資先)を1品だけ詰めた場合と、複数のおかずをバランスよく組み入れた場合の値動きの違いなどを解説し、分散投資の大切さを小学生にもわかりやすく伝えていた。
イベント終盤、伊沢氏の「印象に残っていることは?」との質問に対し、小学生の参加者は「お弁当ゲームがすごく楽しかった」「投資信託や分散という言葉が印象に残っている」と答えていた。
野村アセットマネジメントはQuizKnockと提携して「お金を育てるキャラバン NISAを学ぼう」と題した資産運用を楽しく学べるイベントを全国で実施している。今後も若年層を対象に楽しく資産形成を学ぶ投資教育プログラムに力を入れていくとしている。