【日経QUICKニュース(NQN) 寺川秋花】国内債券市場で長期金利が上昇(債券価格が下落)していない。日銀が17年ぶりの利上げを決めたのは長期金利にも上昇圧力となるはずが、急騰どころか小幅な上昇とも無縁なままだ。長短金利操作(イールドカーブ・コントロール、YCC)を撤廃した日銀がこれまでと同規模の国債買い入れを続ける方針を示したことが、余韻のように長期金利の上昇を抑制している。
25日は長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが0.725%と前週末から0.015%低下した。日銀が19日に利上げを決めた後の最低水準に並び、その前の週末である15日と比べると0.060%も下がっている...
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