【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】日銀の田村直樹審議委員は27日、マイナス金利解除や長短金利操作(イールドカーブ・コントロール)の撤廃の決定で「金融政策の正常化への第一歩を踏み出した」と述べた。金利機能の低下といった副作用はなお残るとも指摘し、最終的なゴールは「金利の上げ下げを通じて需要を調整し、物価に影響させるという金利機能が発揮できるような水準まで戻す」こととも語った。真の正常化へのまだ一歩目であることを強調し、追加利上げへの覚悟を示したとみられる。
■キーワードは「第一歩」、今後も正常化路線か
田村委員は青森県の金融経済懇談会で挨拶した。18~19日の金融政策決定会合で、...
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