【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で日米金利差をよりどころとする円ドル取引の難解さが増している。米長期金利(10年物国債利回り)は前日に一時4.33%と2月下旬につけた今年の最高水準である4.35%に迫った。一方、円相場は日本政府・日銀による円買い為替介入が警戒されるゾーンに入っている。日銀が3月にマイナス金利政策を解除し、今後は短期金利の変化にも目配りしなければならない。このため、日米間の長期金利差への感度が低下している。
日米の長期金利差は2日11時時点で3.56%程度、円相場は1ドル=151円70銭台となっている。米長期金利が今年最高となった2月下旬は金利...

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