【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】5日の国内債券市場では、日銀の追加利上げ観測という売り材料と中東の地政学リスクの高まりという買い材料が綱引きとなった。それを映したのが2年物と10年物の国債利回り格差の縮小だ。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りが0.210%と13年ぶりの高水準に上昇したのに対し、長期金利の指標である10年物国債の利回りは上昇が小幅にとどまった。
2年と10年の複利の利回り差(スプレッド)は5日14時時点で0.56%と前日から1ベーシスポイント(0.01%)強の縮小となった。3月19日までの日銀金融政策決定会合を挟んで縮小していた利回り差は、同下旬以降に...
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