【NQNニューヨーク=横内理恵】今週(4月8~12日)は米株式相場の方向感を見極める局面となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換時期を探る市場の関心は10日発表の3月の米消費者物価指数(CPI)に集まる。高値圏にある米国株が底堅さを維持できるかは米長期金利や原油相場の動向にもかかっている。 前週のダウ平均3週間ぶりの下落 前週のダウ平均は3週ぶりに下落し、週間で903ドル下げた。米国のインフレ高止まりや景気の底堅さを背景にFRBが利下げに慎重になるとの見方が広がり、米長期金利が約4カ月ぶりの水準に上昇した。中東を巡る地政学リスクの高まりで原油が約5カ月ぶりの高値圏にあるのもイン...

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