【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】長期金利の指標である10年物国債利回りの日米の格差が今年最大まで開いてきた。米景気の強さが米国の長期金利を押し上げたのが大きい。日銀は3月にマイナス金利を解除し、追加利上げへの意識もあって金融政策の影響を受けやすい2年債利回りの日米差の拡大は長期金利よりもゆっくりしている。2年と10年の日米金利差の動きの微妙な違いは、外国為替市場における円の対ドル相場の膠着の一因とみられる。
日本時間8日時点で日米の長期金利差(複利)は3.6%台半ばまで開き、2月末を上回って2023年11月末以来の大きさとなった。5日発表の3月の米雇用統計が市場予想を上回...

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