【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 永井洋一】11日の東京市場は円安、株安、債券安(金利上昇)のトリプル安に見舞われた。米国の「CPI(消費者物価指数)ショック」による米金利の上昇で円安が加速。円買い介入への警戒感や日銀の利上げ前倒し観測から国債や株価が連鎖的に急落するという「玉突き事故」だが、看過すれば資本逃避を招きかねない危険性をはらむ。
10日のニューヨーク市場で円は一時1ドル=153円台に下落した。為替介入の条件は主に4つ考えられる。第1は相場のスピード。第2は相場の水準。第3は外部環境。第4は政治(世論)状況だ。すでにその4条件を満たしている。
第1のスピードだが、パルナ...
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