【NQNニューヨーク=戸部実華】今週(4月15~19日)の米株式相場は上値の重い展開となりそうだ。米連邦準備理事会(FRB)の利下げ転換が想定より後ろにずれ込むとの観測から株売り・債券売りが出やすくなっている。中東情勢が緊迫化するなかで原油価格が騰勢を強めれば、インフレ懸念も再燃しかねない。本格化する米主要企業による決算発表が株価を下支えするかが注目だ。 前週は米金利の先高観が強まり、NYダウ下落 前週は米ダウ工業株30種平均が2週続けて下落し、週間ベースでは920ドル安と下げ幅が2023年3月以来の大きさとなった。3月の米消費者物価指数(CPI)の伸びが市場予想を上回り、FRBの利下げ開...

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