(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
金融政策の正常化に取り組んでいる日銀にとって、保有する時価約72兆円の上場投資信託(ETF)をどう処分するかは頭の痛い問題である。ETFにかかる信託報酬約330億円の出費抑制も急務だ。
日銀は2010年12月からETFを買い始め、最後に買ったのは2023年10月4日だった。2024年3月19日の金融政策決定会合で、ETFを買い入れる政策自体を終了した。3月末現在の保有残高は取得価格ベースで37兆1861億円だが、時価ベースでは推定72兆5000億円程度と、東証プライム市場の時価総額の7・4%を占めている。
ETFの処分方法をめぐ...
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