【ＮＱＮニューヨーク＝稲場三奈】今週（4月22～26日）の米株式相場は軟調な展開となりそうだ。米連邦準備理事会（ＦＲＢ）の利下げが先送りされるとの見方が株価の重荷となるなか、週内は大型ハイテク企業による四半期決算の発表が相次ぐ。人工知能（ＡＩ）関連の需要増が業績を拡大させるとの期待は高く、決算や業績見通しが市場予想に届かない結果となれば失望売りが出て相場は下値を模索するだろう。 米大型ハイテク株の業績が相場を下支えするか注目 前週は米ダウ工業株30種平均が３週ぶりに上昇したが、週間の上昇幅はわずか３ドルにとどまった。３月の米小売売上高など市場予想を上回る経済指標の発表が続き、高インフレは長...
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