【日経QUICKニュース(NQN)】アドバンテスト(6857)株が26日夕の私設取引システム(PTS)で急落している。ジャパンネクスト証券が運営するPTSでは、15時8分に同日の東証終値(5389円)に比べて889円(16.49%)安い4500円をつける場面があった。
26日の取引終了後、2025年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比8%増の670億円になりそうだと発表した。市場予想平均のQUICKコンセンサス(5日時点、16社)の1013億円を大幅に下回り、売り材料視されている。生成AI(人工知能)向けなど先端半導体の検査需要は堅調に推移するが、スマートフォンやパソコンなど民生機器向けは需要低迷が長引き、回復の時期が見通せないという。