【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】4月26日の東京外国為替市場で円相場が下落し、34年ぶり安値を更新する1ドル=156円台に沈んだ。日銀は、きょうまで開いた金融政策決定会合で市場が円安阻止策として想定していた国債買い入れ減額などの方針を一切示さなかった。このため円売りに安心感が広がったものの、日本の通貨当局による円買い介入への警戒感はくすぶったままだ。通貨当局の出方をにらみつつ円安がじりじりと続く「だるまさんが転んだ」状態に戻っている。
円は対ドル主導で全面安になっており、対アジア通貨でも下値を探っている。同じ緩和国通貨である人民元に対してさえ大幅な円安だ。本土外(オフショ...
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