【日経QUICKニュース(NQN)編集委員 今 晶】外国為替市場で日本の個人投資家が円の売り持ち高を一段と増やしている。4月29日と5月1日、日本政府・日銀の為替介入が疑われる円買いで円相場が急伸し、相場の流れに逆らう「逆張り」を得意とする外為証拠金(FX)投資家がこぞって円を売った。FX全体の持ち高が円売りに傾きつつあり、日本の通貨当局にとっては介入戦略をたてやすい状況になっている。
FX大手の外為どっとコムによると、同社の顧客は円の売り持ち高を4月29日に前週末から8割超も膨らませ、5月1日には前日よりもさらに35%ほど積み上げた。円の買い持ち高は急減し、ドルの買い比率は6割を大きく超過...
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