パレスチナ情勢は米国の政局にも大きな影響を及ぼしつつある。ニューヨーク州の名門コロンビア大学では、ガザ地区における戦闘に反対するデモの一部が暴徒化、大学側の要請により警察が鎮圧にあたる情勢になった。エール大学、ブラウン大学、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)などでもデモ隊と警官隊の衝突が起こっている。
背景には、4月24日に成立した「2024年イスラエル安全保障追加歳出法」があるだろう。ガザ地区への侵攻を進めるイスラエルに対し、263億ドルを支援するものだが、ガザ地区の人道危機を懸念するリベラル系を中心とした米国の若年層の反発を招いた。
これはジョー・バイデン米大統領にとっては由...
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