【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】外国為替市場で急ピッチな円高・ドル安が進んでいる。15日発表された4月の米消費者物価指数(CPI)などの経済指標がインフレ沈静化の思惑を高め、米連邦準備理事会(FRB)による早期の利下げ観測が強まったためだ。しかし、歴史的な円安が終わるかどうかはまだ不透明だ。日米で大きく開いた金利差に着目した投資家の円売りは健在で、円高転換のハードルは高い。
16日午前の東京市場で円相場は一時1ドル=153円60銭近辺まで急伸し、前日17時時点から2円49銭も円高・ドル安が進んだ。注目された4月の米CPIは前月比で市場予想ほど伸びず、4月の米小売売上高も市場予想...

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