英ポンドが対ユーロで底堅さ ＥＵ離脱で過小評価も（ＦＸストラテジー）
【日経ＱＵＩＣＫニュース（ＮＱＮ）編集委員 今 晶】外国為替市場で英ポンドがユーロに対して底堅く推移している。政策金利は英国がユーロ圏より１％超高く、投資家がリスクをとる余裕を保っている時はポンド建て資産に資金が向かう。さらに、ユーロとポンドとの関係で１つ忘れてはいけないことがある。2016年６月に決まった英国の欧州連合（ＥＵ）離脱（ブレグジット）後、英ポンドがかなり「過小評価」されてしまった点だ。
５月22日午前の東京市場でユーロの対英ポンド相場は１ユーロ＝0.8540ポンド前後で推移している。2024年は欧州中央銀行（ＥＣＢ）の利下げ観測が先行した場面などでユーロが売られ、年初の0....
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