【QUICK Market Eyes 平井 啓一朗】北海道電力(9509)株が大幅に続落している。一時、前日比8.7%安の1530円を付けた。30日の国内債券市場で長期金利の指標となる新発10年物国債の利回りが一時1.1%と2011年7月以来の水準に上昇したのを受け、金利上昇が業績の逆風となりやすい電力銘柄の一角に売りが優勢となっている。北海道電力の株価は29日終値(1675円)時点で、25日移動平均線を26%上回る高値圏だったのもあり、利益確定や持ち高調整目的の売りが出ているようだ。
データセンターや半導体工場の増加による業績の寄与への期待が高まり、北海道電力株は3月ごろから、東証株価指数(TOPIX)を上回るペースで上昇基調を強めている。足元でも上値を追う展開が続き、29日にも年初来高値を更新していた。